プログラム概要
指定請求書プログラムについて
指定請求書プログラムは、請求管理などをするものではありません。月単位で入力データを保存はしますが、毎月の指定請求書の印刷をするだけのものです。
受領済金額や、請求残金などの管理をするものではありませんので、貴社で別に請求管理をお願いします。
Excelのファイルにデータを保存
- 月単位でファイルを作成していますが、請求書の印刷が完了したらそのデータは必要がありません。データ入力で過去のデータを利用したい場合は削除しないで下さい。
- 上記のファイル以外にマスターファイルがあり、一度入力した文字列や、数値、数量を保存し次回の入力にリスト選択などで利用できます。
- 請求書の印刷を目的に作成したので、気軽に追加、削除、編集などしてご利用下さい。印刷された指定請求書を弊社へご提出しなければ、間違った登録ページなどがあっても問題ありません。
マクロについて
マクロとはエクセルに標準装備されている、複数の手順を記憶して、自動的に実行させる機能のことです。VBAとは「Visual Basic for Applications」を省略したものでプログラミング言語の1つです。マクロ機能を記述するための専用のプログラム言語(マクロ言語)です。指定請求書は、VBAを利用しています。Excel上で動くプログラム言語と考えて下さい。
Excelファイルを開くとすぐにマクロを実行されてしまうと、マクロウィルスなどの悪質なファイルを開いてしまう可能性があるため、Excelは、使用者にマクロを有効にしてよいか、プログラムを動かしてよいか確認をしてきます。
※指定請求書のプログラムを使用するには、マクロを有効にして下さい。マクロは、ファイルが開かれたらメニュー画面または、セットアップ画面を表示するようにプログラムされています。
Excelのファイルの拡張子
- Excel2003までのマクロ付のファイルの拡張子は、「xls」でマクロなしとマクロ付でも同じとなりファイル名では判断できません。
- Excel2007からマクロ付は、拡張子が「xlsm」、マクロなしは、「xlsx」となりファイル名で区別できるようになりました。
- 指定請求書は、Excel2010以降に対応しますので、「xls」形式で配布はしていません。
プログラムファイルを開く場所
- 指定請求書プログラムは、ファイルを開く場所(フォルダの名前)でメニュー画面(通常処理)、セットアップ画面(インストール処理)を判断しています。
- 「furuki」のフォルダの下で実行した場合とそれ以外のフォルダで実行した場合で区別しています。
動作環境
OS
- Windows11(確認中)
- Windows10
- Windows8.1
- Windows7
- ※各日本語OSの64bit(x64),32bit(x86)に対応します。
Excel
- Excel2021 (Win11で確認中)
- Excel2019 (Win10で確認済み)
- Excel2016 (Win10で確認済み)
- Excel2013 (Win7で確認済み)
- Excel2010 (Win7で確認済み)
- ※Excelの64bit版は、Excel2016+Win10とExcel2019+Win10で確認済み
Excel【64bit版】について
- Windows7 Windows10などのOSは、64bitが主流になっています。
- Excelは、OSが64bitでもVBAの対応があり、まだ、32bit版を利用されている場合が多いかと思います。
- VBAは、Excelの32bit版、64bit版どちらでも動作するように作成しています。
その他
- A4版が印刷できるプリンターが必要です。
- インターネットに接続が必要です。※最低プログラムのダウンロード時に必要
- セットアップが完了した場合は、インターネットに接続していなくても使用はできます。ただし、使用できない機能もあります。
使用しているファイルについて
【furuki-P001-0000-000.xlsm】
- プログラムを記述しているファイルは、furuki-P001-0000-00.xlsmのみです。
- furuki-P001-0000-00.xlsmは、プログラムのみになっていてデータは含まれていません。
- 印刷時の書式フォーマットも、このfuruki-P001-0000-00.xlsmのファイルに含まれています。
- 入力した、文字や数字などのデータ部分は、別のデータファイルに保存しています。
- アップデートなどプログラム修正を行う際にこのプログラムファイルだけ入れ替えれば済むようになっています。
- furuki-P001-0000-00.xlsmは、VBA(プログラム言語)で記述されていますが、VBAProjectにパスワードでロックをしています。よってプログラムの変更を行うことはできません。
- furuki-P001-0000-00.xlsmが、バグなどで正常に動かないなどの場合は、アップデートにより再配布します。
【furuki-QR-CODE.xlam】
- Ver.1.08よりQRコードを印刷する機能を追加しました。
- QRコードを作成するためのアドインファイルです。VBAで参照設定に登録して使用しています。
- 「VBAプロジェクトオブジェクトモデルへのアクセスを信頼する」にチェックをしないとこの参照設定の変更ができないためチェックがオフの場合は、請求書プログラムはご利用できません。
- オフでプログラムを実行すると、オンにする方法が表示されます。「自動で設定」を選択した場合は、プログラムでオンにします。「手動で設定」を選択した場合は、ご自分でオンにして下さい。
- 指定請求書プログラムでは、オフにする機能はありません。オフにしてしまうと、指定請求書プログラムをご利用のたびにこの設定をすることになりますので常にオンの状態をお勧めします。
【furuki-MAST-0000-00.xlsx】
- 請求者情報や、単位、工事、名称などのマスター関係のファイルです。
- 特殊な処理をしていません。普通のワークブックです。
- データベースのテーブルに該当します。
- セットアップ時に自動作成されます。
- 直接ファイルを開くと非表示になっている場合があります。(「表示」->「再表示」をして下さい。)
【furuki-MAST-back-up.xlsx】
- furuki-MAST-0000-00.xlsxのバックアップファイルです。
- 起動時に更新日付を確認し、15日経過していたらバックアップします。
【furuki-DATA-20**-**.xls】
- 請求書のデータファイルです。年月単位で作成されます。
- 特殊な処理をしていません。普通のワークブックです。
- 請求書データの入力時にメニューの指定年月でファイルを自動で作成します。
- 直接ファイルを開くと非表示になっている場合があります。(「表示」->「再表示」をして下さい。)
【furuki-MANU-0000-00.xlsx】
- マニュアルファイルです。ヘルプで表示されるファイルです。
- セットアップ、バージョンアップのとき、Webサイトからダウンロードしています。
Excelのバージョンについて
Excel2021
- 最新のバージョンです。32bit版と64bit版があります。Version16.0
- 当社で動作確認中です。正常に動作しているようです。
Excel2019
- 32bit版と64bit版があります。Version16.0
Excel2016
- 32bit版と64bit版があります。Version16.0
Excel2013
- 32bit版と64bit版があります。Version15.0
- Excel2010までは【MDI】でしたが、Excel2013より【SDI】シングル ドキュメント インターフェイスに変更になりました。
Excel2010
- 32bit版と64bit版があります。Version14.0
- リボン表示の最小化の制御ができるようになりました。
- Microsoft Visual Basic for Applications (VBA)が、VBA7にバージョンアップされました。(64bit対応?)
Excel2007
- 32bit版のみVersion12.0
- メニューバーがリボン表示になりました。
- ファイル形式が変更され、拡張子が「xls」より「xlsx」と「xlsm」(マクロ付)になりました。
- 使用できる色が1,600万色に拡張されました。